おいしさのヒミツ

海の恵み、島人の愛情。

太陽/天候

周囲を黒潮暖流に囲まれた新島は、常春(とこはる)の島。
燦々と降り注ぐ太陽が、年間通じて農作物の育成を可能にしてくれています。
また降雨量が多い気候が、水資源に恵まれた環境を作り、美味しく健康な野菜を育みます。

農とともに生きる人々/歴史

農とともに生きる人々/歴史

島では食べ物は特に貴重な資源。厳しい自然のなかで丈夫に育て、長く保存し、できるだけ美味しく頂く工夫と知恵を積み重ねながら、島民みなで助け合って暮らしてきました。

今でも集落の南側と羽伏浦の間に拓かれた畑地区へ、木のトンネルをくぐり向かう「うんじい」「うんばあ」の姿は島の日常であり、残したい美しい風景の1つです。

砂地

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新島の大地をおおう抗火石(こうがいし)と呼ばれる、透明なガラス質の砂。
水はけがよく、特に根菜や芋にとっては恰好の土質です。
また稲作に適さないという特徴も、島特有の農文化がはぐくまれた所以となっています。

潮風

潮風

鼻をくすぐるような香りが漂う島ならではの潮風。
特に冬に吹く「西ん風」といわれる強い風は、農作物をたくましくするのと同時に、
畑に海からの栄養をたくさん運んでくれています。