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地理

北緯:34度22分 東経:139度16分
東京からの距離:約149km
面積:23.87km2
東西:3.2km 南北:11.5km 周囲:28.2km
地名:本村(ほんそん)、若郷(わかごう)、式根島(しきねじま)

村彰

村彰

島の代表種

島の花:はまゆう
島の木:ヒメユズリハ
島の鳥:シチトウメジロ
島の魚:タカベ

気候

気温

新島は、周囲を黒潮暖流に囲まれているため、気温の日較差や年較差が小さく、 年平均気温は17.3度。平均気温が一番高いのは8月で26.3度、一番低い時季は2月で8.9度なので、年間を通じて何らかの農作物の育成が可能なところ。「常春の島」と言われています。(まれに結氷や霜の発生をみることもあります。)

降水量

年間降雨量は平成12年で2,537mmで国内でも水資源に恵まれた地域です。

その他(風)

晩秋のころから「西ん風」と呼ばれる西からの季節風が吹きはじめ、 冬は、晴天の日が多いが風の強い季節です。

産業

スポーツ・レジャーの楽園のようなイメージが強くて忘れてしまいそうですが、 島の主な産業は漁業を中心に、アシタバ、レザーファンの栽培などです。島の特産品としては『コーガ石』と『くさや』などが有名です。

漁業

代表的な魚種は、タカベ、メダイ、ムツ、オナガ、アカイカ、伊勢エビなどで、 イシダイ、シマアジ、イサキ、ヒラマサなどもよく取れます。その他、磯では岩のりなどの藻類も質の高い海産物として出荷されています。 若郷では、昔ながらの魚法で、魚の進路を遮って網に追い込む大掛け網漁が行わ れています。また、式根島では、海水を利用した養殖技術の発展により、シマアジやトコブシの放流などもすすめられ、『捕る漁業から、つくり育てる漁業』へ 挑戦しています。

農業

伊豆諸島の中でも豊富な水資源、平坦な農地など優れた自然条件を有しており、 今最も力を入れられているのはアシタバとレザーファンのハウス栽培です。

コーガ石事業

新島は、貴重なコーガ石(抗火石)を産出する島で、の埋蔵量はおよそ10億トンともいわれます。コーガ石は、のこぎりで切断できるほど柔らかく、水に浮く軽さで、しかも1000度の高温に耐えるほか、耐酸性、防音性、耐震性などにすぐれている ことから、村内では多く活用されています。島内で生産されている規格石は、主に島内で消費され、注文石・化粧石や砕石の類が島外に販売されています。
近年では、窯業の原料「新島長石」として、衛生陶器やタイルの原料に使用され、また、ニューセラミックスの原料としても期待されています。また、この新島長石を使った「新島ガラス」はオリーブ色の美しい発色と光沢の素晴しさが評価され、1988年の新島ガラスアートセンターのオープンを期に毎年、「新島国際ガラスアートフェスティバル」が開催されています。

特産品

新島といえば海の恵みと伝統が生んだ「くさや」。江戸時代から食通の間で親しまれてきた伝統の味は築地市場の93%を占める新島が本家本元です。アオムロアジやムロアジ、トビウオなどの新鮮な魚を塩水に漬けて保存する手法が300余年 の歴史を誇る「くさや」の味覚を支えてきました。今もその製造方法は家宝として15件の製造業者それぞれ発酵食品としての秘伝の味を受け継ぎながら、また「焼くさや」や「無臭くさや」など新しい「くさや」も製品化し、全国の市場に送り届けています。
とりわけ、アオムロアジの「くさや」は最高級品で、秋に捕れる地元新物が格別 の味です。また、柔らか仕上げのムロアジはこくの深さで、トビウオは淡泊な味で食通の人に好まれています。

「くさや」のルーツ

今から350年ほど前、新島をはじめとする伊豆七島では幕府に塩を上納してお り、貴重品であったため、魚を塩漬けするとき一度使った塩汁を捨てずに新しい塩を足しながら繰り返し使っているうちに、その塩水に魚の味が加わり、一種独特の風味を醸し出すようになった発酵食品です。
「くさや」の汁には防腐抗菌作用があり、わずかな食塩で長く保存できます。においから連想したのか、一部には、腐敗した魚肉や魚の腸の中に漬け込んだものとの俗説も流されているようですが、それは間違いであって、新島の「くさや」は、万全に衛生管理されて作られています。

「くさや」の作り方

新鮮な魚を開き、何度も浄水であらい「くさや液」に漬け込み、乾燥させる。

観光サービス業

自然の恵みをたっぷりと蓄えたスポーツ・レジャーの島「新島」。新島のレジャーの第一はマリンスポーツ、次いでスカイスポーツ。新島特有の白い砂浜に透きとおった青空が人が紛れもなく自然の一部であることを実感させてくれます。この他、新島には、さまざまなプレイスポットがあります。新島文化の象徴ともいえるガラスアートセンターをはじめとして、自然の美しさと躍動感があふれる多彩なステージが用意されています。新島は家族でも楽しめる島なのです。また、気分をリフレッシュできる温泉もあります。

文化

新島は、できることから着実に進めていく地域に根ざしたコミュニティ活動が行 われています。
温暖な気候ならではの各種スポーツ大会開催をはじめ、新島・式根島の文化協会 による村民文化祭や教養・趣味の講座、自主グループやサークル活動の育成など、文化交流を通じて村民の輪が拡げられるよう村民が協力しあいながら様々な企画の 運営にあたっています。豊かな自然と資源にふさわしい、豊かな人間づくりや島づくりは、地域コミュニケーションから育まれます。

コミュニティ活動

1995年に新島村自治会連合会が発足し、地域に根ざしたコミュニティ活動が行わ れています。村民運動会、駅伝大会など、温暖な気候ならではの各種スポーツ大会開催をはじめ、芸能文化祭や教養・趣味の講座、自主グループやサークル活動の育 成など、文化交流を通じて村民の輪が拡げられるよう村民が協力しあいながら様々な企画の運営にあたっています。豊かな自然と資源にふさわしい、豊かな人間づく りや島づくりは、地域コミュニケーションから育まれます。

教育

学校教育

現在、新島村には小学校3校、中学校2校、都立高校1校合計6校、250人余り の児童生徒が学んでいます。
広々とした校庭・校舎で教師と生徒が共に育てあい、自主性や社会性はもとより、「人と村、島を愛する」 という心の財産を育む教育を目指しています。また、家庭教育、地域教育も島民が一体となってあたるなど、次の世代を担う子どもたちの健やかな育成を願っています。

社会教育

新島村の3つの集落には、それぞれ老人クラブ、婦人会、体育協会、文化協会などがあり、活動を繰り広げています。スポーツは、全体に活発で村民運動会や駅伝大会などが催されています。また、各種講座や講演会、村民文化祭などが行われています。

歴史

新島には、縄文時代から人が住んでいたことが、本村や若郷の遺跡からの発掘物 によって明らかにされています。島は古代から、自然の影響を強く受け、西暦886年の向山噴火では、全島真っ白になるほど火山灰に覆われました。
また、1703年(元禄16年)の大津波で陸続きであった式根島と新島が海を隔てて 分離したとの説もあります。
このように、自然の脅威と恵みのなかで育まれてきた離島の生活は突然レジャーの島として都会との関わりを強めるようになってきたのは、昭和40年代に入ってからのことです。「離島ブーム」のキャッチ・フレーズのもと伊豆七島がマスコミ に紹介され、とりわけレジャーに適した環境の新島は脚光を浴びました。つまり当時の高度経済成長は、この海を隔てた島にも大きな影響を及ぼしたというわけです。
また、忘れてはならないのが、新島は流人たちの歴史とともに歩んできた島とい うことです。新島に流されてきた流人の中にも、宗教・政治的な理由によって流されてきた流人も多く、流人でありながらも島の文化や医療、生活の向上に大きく貢 献してきた人も少なくありません。
平成10月7月にオープンした「新島村博物館」には、新島村の自然と歴史、民俗の資料を収集し、保存、研究、そして展示、公開する総合博物館として開館しました。新島村の明るい未来を志向する文化施設として多くの皆様方に愛されています。

施設

観光に訪れた人が、使用できる施設

新島スポーツ広場
いきいき広場
羽伏浦キャンプ場
ガラスアートセンター
ガラスアートミュージアム
まました温泉
温泉ロッジ
湯の浜露天温泉
新島村博物館

年中行事

1月2日 乗り初め
  (船霊様を祭航海安全と豊漁を祝う)
1月20日 エビス講
  (豆を炊き込んだご飯と魚を供える)
1月24日 カンナンボーシ
  (海難法師が村中を夜半に歩くというのでマジナイのためにトベラの枝を門口に挿し夜の外出は避け静かにする。)
3月7日 ヨタリ様(草木の発育成長を祈願する)
5月5日 天王様(子どもたちだけの行事)
6月3〜5日 観光朝市
6月10日 祈漁祭
6月15日 漁恵祭
7月10日頃 天王様
8月10日 観音様
8月14日 大踊
  (赤いカバ(垂れ幕)をつけた笠をかぶって踊る)
8月15日 大踊
  (紫のカバ(垂れ幕)をつけた笠をかぶって踊る)
9月13日 為朝神社祭礼
10月20日 エビス講(ヒラを煮て供える)
12月1日 宮造神社例大祭
12月8日 十三社神社大祭
  (「獅子木遣」(不定期)と「神楽」)
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