
笑顔・勇気・夢がいっぱいある式根の子
新島村立式根島小学校 校長 塚本眞人
式根島は、東京から南へ約160qの位置にあり、周囲12qで、最も高い標高が105mと台地上の平坦な島です。島には、安全で透明度の高い四つの海水浴場があり、小さい子のいるファミリーにはぴったりの浜であります。これらの海水浴場は、本校の教育活動にも利用していて、島ならではの活動として、シュノーケリング教室や海での安全な泳ぎ方を身に付ける等の活動を進めています。
本校の歴史は古く、明治36年に式根島分教所として開校、明治43年に式根島尋常小学校として開校以来、今年度で98年目を迎えます。開島が明治21年ということを考えると、島の方々の子ども達に対する教育への思いがひしひしと伝わってきます。このことは、今も受け継がれており、保護者や地域の方々の学校に対する協力や支援は絶大なものがあります。この思いを受けて、職員が一丸となって全力で教育活動を進めているところです。
現在、本校は全児童数二十六名という小さい学校です。少人数のよさを生かして、一人一人のニーズに合わせた学習支援を行っています。例えば、毎朝、集会後に全児童が学校図書館に集まり、読書活動・朝学習(計算・漢字など)を一緒に行い、全教職員で全児童を支援しています。
また、新島村では、保育園から小学校・中学校・高等学校までの一貫教育の推進を図っており、村にある保育園・学校の全教職員が分科会に分かれて、それぞれの分野で、村全体の子ども達を支援しています。本校においても、式根島保育園・式根島中学校との間で、教科連携を進めており、教師間交流や園児・児童、児童・生徒間の学習交流を進めているところです。
平成22年には、開校100周年を迎えます。先輩たちが築きあげてきたこれまでの伝統ある教育活動を守りつつ、今、必要とされる教育の創造を図りながら、島の方々が宝としている子ども達に溢れんばかりの笑顔と勇気と夢を与える学校にしていきたいと思っています。