校舎裏・新島山の大崩落 職員室 体育館壁面の一部損壊 理科室
図書室 校舎激突寸前で止まった崩落岩 倒壊したブロック塀 半壊状態の家屋
ほぼ全壊の家屋 都道を寸断させた土砂崩れ 地割れにはまる車 転がり落ちてきた岩

 学校校舎内での被害で、深刻なものはあまりありませんでした。しかし、裏山の崩壊がひどく、直ちに危険区域に指定され、立入禁止になってしまいました。裏山の治山工事・防御フェンス設置完了までしばらく校舎が使えませんでした。幸いなことは人命に関わる被害が無かったことです。
 地震発生から1ヶ月は避難命令が出され、自分の家に戻ることができませんでした。解除後も本村を結ぶ都道が完全に寸断されていたため、若郷は約半年間、孤立した状態におかれていました。